読者の疑問

英会話で相槌を自然にスマートに打ちたい。どんなのがあるのかな。

相槌ってどれくらいの頻度でどんなタイミングで使えばちょうどいいのかな。

 

みなさん、英会話の「あいづち」って知って使っていますか?

実は、英語で上手なあいづちができるだけで英会話が今までよりずっとスムーズになるんです。でも、英会話のあいづちって学校の英語では習いません・・・。

そこで今回は、覚えたら今すぐ使えるあいづち表現と、あいづち表現の打ち方について解説していきます!

 

本記事の内容

・便利で使いやすい!おすすめあいづち表現4選

・あいづち英会話は「スラング」に注意!

・あいづちをTEDで鍛える・英検で活かす

 

3分ほどで読めますm(__)m

便利で使いやすい!おすすめあいづち表現を紹介

まずは基本から!簡単なあいづち表現4選

最初に簡単に覚えられるあいづち表現を紹介します。

1、Sure.・・・もちろん

ネイティブの会話の中でかなりの頻度で登場する「Sure」ですが、似たような表現で「Of course」という表現があります。「Sure」は「相手の言っていることが確実である」という意味での「もちろん」であり、「Of course」は「相手の言っていることは当然である」という意味での「もちろん」です。微妙なニュアンスの違いがあるので気をつけましょう。

2、That’s great!・・・すばらしい!

相手の話を聞いて、その意見に賛同するときに使うあいづち表現です。この「That’s great!」をもう少し丁寧に表現すると、「That would be great.」となります。逆に、もう少しカジュアルな表現になると「Cool」などの表現があります。

3、Are you kidding?・・・本当ですか?

同じような意味を表す表現で有名なのが「Really?」です。どちらかというと、より丁寧なあいづちになるのが「Are you kidding?」です。「kidding」は「冗談を言う」と言う意味の単語です。直訳すると「あなたは冗談を言っていますよね?」という表現で、そこから「本当ですか?」という意味として使われています。

4、Are you?・・・リピートする表現

こちらのあいづちは、上記で紹介した3つとは違って、リピートするときに使う表現です。例えば、「私は海外に住んでいます」に対して「海外に住んでるの?」と聞き返す表現になります。日本語でもこのリピートする場面は結構あるのと同様、英会話の中でもそこそこ使われる表現です。

使えたらかっこいい!中級者向けのあいづち表現4選

続いて、日本人だとちょっと意味が分かりにくい英会話中級者向けのあいづち表現を紹介します。

1、Why not ?・・・もちろん!

直訳すると、「そうしないわけがない」という意味から、「もちろん」」という表現になります。意味的には上記で紹介した「Sure」と似ていますが、「Why not 」の方が強い意志を示しているニュアンスがあります。

 

2、It depends.・・・場合によるね

このあいづち表現は、「depend on the circumstances」=「状況次第だね」という表現が省略されたものになります。「It depends」で1つの決まり文句となっていますが、単に「Depends」と表現する場合もあります。

 

3、Kind of.・・・まあまあ、まあね

主に、「まあまあ・少し・ちょっと」という意味で使われるあいづち表現です。この表現をおすすめする理由は、ある程度のどんな質問にも対応できるあいづち表現だからです。

 

質問に対して回答を濁らせたい場合にも利用することができ、万能なあいづち表現です。基本的にどんな場面にも対応できるので、覚えておくと英語が分からなくて会話がストップしてしまうことが無くなるでしょう。

あいづちのスラングに注意しよう

日本語のあいづち表現にスラングがあるように、英会話でもスラングな表現があります。ネイティブが頻繁に使う表現でもあるので、「スラングである」ということは忘れずに、覚えておきましょう。

 

[英会話あいづちを表すスラング]

  1. You bet・・・もちろん!
  2. No doubt・・・確かに!
  3. You can say that again・・・その通り!

 

1番の「You bet」という表現は、「あなたがそれにお金を賭けてもいいくらい確実なことだ」という意味から、「もちろん」という表現になっています。

また、You bet と似たような表現で、「I bet」という表現がありますが、これは「私がお金を賭けれるほど確信している」という意味から、「その通り」という表現になります。

また、英語のスラング表現には、もともとの言葉が省略されてスラングな表現になっていることが多いです。

 

2番の「No doubt」という表現は、「There is no doubt . (疑いがない)」が省略されたものです。「疑いがない→確かにその通り」という解釈にとれます。

 

3番の「You can say that again」という表現は、スラング以外の言葉で表すと「You are absolutely right(まさにその通りです)」などの言葉が当てはまります。

あいづち英会話表現を身につける【打ち方・タイミング】

英会話でのあいづちの打ち方・タイミングとは

実は、日本人はアメリカ人から見て「相槌が多すぎる」とよく言われるのです。その原因として、そもそも日本とアメリカではあいづちの打ち方・タイミングが違うことが挙げられます。

 

[英会話のあいづちの打ち方・タイミング]

  1. うなずくとき・理解したとき
  2. 自分の意見を伝えるとき(賛成・反対等)
  3. 感情を表現するとき(嬉しい・悲しい等)
  4. リピートするとき

 

英会話ではこの4つのタイミングであいづちを打ちます。日本語では「ウンウン」のように圧倒的に1番の「うなずくとき・理解したとき」のあいづちが多いです。

しかし、英会話では2番、3番のあいづちの割合が多くなります。自分の意見や感情をあいづちで上手に表現できると、英会話もスムーズに進みますね。

TEDを使ってあいづち表現を練習しよう

あいづち表現の練習方法として最もおすすめするのが「TED」です。英語学習にも評判が良いTEDですが、そのままあいづちの練習につなげることもできるのです。

[TEDを利用したあいづち練習方法]

  1. 日本語字幕を見ながら、意味の切れ目であいづちを打つ
  2. 英語字幕に切り替えて1と同様あいづちを打つ
  3. 字幕なしで英語をリスニングしてあいづちを打つ

 

最初に日本語字幕を見ることでその講演の内容を把握しながらあいづちを打つことができます。すると、自然と英語字幕、そして字幕なしの場合でもある程度あいづちを打つことができるようになるのです。

 

この方法のポイントとしては、あいづちを打つタイミングです。まずは観客が納得している場面や驚いている場面、笑っている場面であいづちを打ってみましょう。

 

おすすめの講演を紹介するので、まずはこちらで試してみてください。

何度も繰り返すことで、意識しなくても自然にあいづちを打つことができるようになります!

 

あいづち表現をマスターして英検面接に活かそう

実は、あいづち表現ができると、英検2次試験の面接がかなり有利になるのです。

具体的な配点の部分としては「態度(attitude)」の部分に含まれます。面接官が話している中であいづちを打つことで、聞き手としての印象がかなりアップします。また、適切なあいづちは会話をよりスムーズに進行させる効果があるので、面接のテンポもよくなります。

総合的に、面接官に対して「英語ができる人」という印象を与えることができるのです。

英検面接を控えている人は、ぜひこの英会話のあいづちにもチャレンジしてみてください。

まとめ|英会話の「あいづち」4つと打ち方

今回は、英会話をスムーズに進めるためのあいづち表現について紹介しました。中でも使う場面が多く、覚えていると便利なあいづち表現は、

  • Sure
  • That’s great!
  • Are you kidding?
  • Are you ?

この4つの表現です。また、あいづち表現には注意しなければいけないこともありました。

  • 頻度・程度を表す表現
  • スラング表現

この2つですね。

あいづちは上手になればなるほど会話が楽しくなります。また、日本にいても英検面接などで利用できるので、英語学習をしている方には必須の能力だと思います。

みなさんもあいづち表現を覚えて英会話を楽しみましょう!