IELTS8.5の難易度ってどれくらいだろう。英検やCEFRだとどのくらいのレベルなのかああ。

取得するまでに必要な勉強法なども教えてほしい。

 

このような疑問にお答えします。

 

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングを試験対象とし、米国の4年制大学のおよそ99%が、国際人の英語力の証明として導入しているIELTS。

IELTSは9段階のスコアに分類されており、8.5は上から2番目、CEFRではC2レベル(最高レベル)になります。

 

本記事の内容

 ・IELTS8.5の難易度は神レベルの話(受検者の1%以下)

 ・IELTS8.5取得に必要な勉強法や勉強時間

 

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IELTS8.5の難易度は神レベルの話(受検者の1%以下)

IELTS8.5は9段階に分類されているスコアのうち、上から2番目のスコアに位置をしています。そのため、いわゆる英語力上級者が目指すスコアであることから、難易度としては「神レベルに高い」と言えます。

IELTS8.5を英検やCEFRに換算してみると?

英検の場合

英検に換算した場合、IELTS8.5は英検1級の余裕合格レベルに相当します。逆に英検1級ホルダーのIELTS平均スコアは7.0ですからね( `ー´)ノ

そのため、英検1級はIELTS8.5取得に向けては最低限必要な語学力と言えます。IELTS8.5を取得するためには、まず英検1級の試験に挑戦をし、自身の実力を確かめることが大切になります。

英検1級を取得レベルに達していない方の場合

残念ながら、現状においてIELTS8.5を取得することは非常に厳しいレベルと言えます。まずは、英検1級の取得に向けた勉強を進めていきましょう。

英検1級をすでに取得されている方の場合

IELTS8.5取得に向けた土台は整っています。よりアカデミックな英語の勉強をすることで、IELTS8.5取得を目指していきましょう。

CEFRに換算すると最高レベル

CEFRに換算した場合、IELTS8.5はCEFR「C2」レベルに相当します。CEFR「C2」の難易度は、具体的には下記のように表現されています

聞いたり読んだりしたほぼ全てのものを、容易に理解できる。様々な、話されたものや書かれたものから得た情報をまとめ、論点や根拠も一貫した方法で再構築できる。自然かつ流暢、また正確に自己表現ができ、非常に入り組んだ状況においても、意味の微妙な違いを区別して表現できる

(https://cambridgecentre.jp/exams/cefr/より引用)

 

結論:日本人として最高レベルです。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能において、ハイレベルな能力がなければ、CEFR「C2」を取得することはできず、当然、IELTS8.5を取得することは厳しいといえるでしょう。

 

IELTS8.5取得に必要な勉強法と時間

・ライティング能力を鍛えよう

義務教育課程などで英語学習経験のある日本人の場合、いわゆる「ライティング能力」が他国の方々と比較しても劣っています。そのため、日本人受験者がIELTS8.5を取得するためには、より高いアカデミックレベルでのライティング能力が求められます。

 

では、ライティング能力を鍛えるために必要なことは何でしょうか。その答えの一つが、英語の構文をひたすら覚えることです。

ライティング試験の場合には、いわゆる記述構造のパターンが決まっており、起承転結に沿って、問題に沿った文章を作り上げることが重要となります。代表的な英語の構文を覚えたうえで、アカデミックな英単語を使用することがIELTS8.5取得に向けて大切となります。

 

・スピーキング能力を鍛えよう

英語学習経験のある日本人が苦手とする技能のもう一つが「スピーキング能力」です。

IELTSや英検においても同様ですが、一般的に難易度が高いと思われるスピーキング試験において、ネイティブスピーカーレベルの「スピーキング能力」は求められません。非ネイティブスピーカーに求められる内容としては、「流暢さと一貫性」、「語彙力」、「発音」、「文法力」、「正確さ」が挙げられます。そのため、試験官に対して伝えたい内容を正確に伝えることができるかがカギとなります。

 

では、スピーキング能力を鍛えるために必要なことは何でしょうか。その答えの一つが、オーバーラッピングです。オーバーラッピングとは、英語ニュースなどで発話者が話しているセリフを聞き、ほぼ同タイミングでそのセリフを発話する勉強法。ネイティブスピーカーの英語の発音を体で理解させ、発音をすることで、よりネイティブレベルに近いスピーキング能力を取得することができます。

IELTS0.5上げるのにかかる勉強時間

結論・0.5上げるには200~300時間と言われています。

つまり、1日3時間程度の学習時間なら約3か月かかるってことですね。毎日3時間を3か月でIELTSoverallが0.5ずつ上がっていきます^^

まとめ|IELTS8.5難易度「CEFR換算はC2レベル」

英検1級取得はIELTS8.5取得に向けて最低限必要な語学レベルとなります。IELTS8.5取得する場合には、英検1級を取得することができるレベルまで語学力を磨くことが必要です。

 

CEFRの最高レベル「C2」までの道のり

 ・英検準1級=TOEIC700~800=IELTS5.5~6.5

 ・英検1級=TOEIC800 ~950=IELTS7.0

 ・英検1級余裕合格レベル=TOEIC990=IELTS7.5以上

 

つまり、IELTS8.5って、普通の日本人からしたらありえない、

ほぼネイティブレベルの英語力ってことです( `ー´)ノ

 

英検やTOEIC、IELTSなどの資格試験をうまくモチベーションに使いながら、CEFRの階段1つずつを上がっていきましょう。

では、今日も充実した英語ライフをm(__)m