履歴書に書けるTOEICスコアって何点からなんだろう。
700点くらいだとアピールというより「逆効果」にならないかな。
TOEICの他に、英検やTOEFLなどでは履歴書でアピールできるスコアはどれくらいだろう。
今回はこのような疑問にお答えします。
「履歴書にTOIECの点数を書きたい、でも何点以上とっていれば履歴書に書けるの?」
履歴書にTOEICの点数を書く際、アピールのつもりが逆効果になっているかもしれません。
そこで今回は「履歴書に書けるTOEICの点数は何点から効果があるのか」ついて解説していきます。
3分ほどで読めますm(__)m
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履歴書に書いてアピールできるTOEICは何点から?
では、TOEICは何点から履歴書に書けるのでしょうか。
その実態を以下で紹介します。
まずはTOEICの点数と英語力を比較!
現在自分が持っているTOEICの点数は、どのくらいの英語力に相当するのでしょうか。
基本的にTOEICの点数別の英語力は、次のようなレベルだと考えられます。
• 〜400点未満
アルファベットの並びを覚えている。日常的で簡単な挨拶なら英語で理解ができる。
• 400点〜500点
中学英語が理解できている。日常生活で簡単なコミュニケーションをとることができる。
• 500点〜600点
高校英語の中級レベル。自分の考えや思ったことを簡単な英語で表現することができる。
• 600点〜700点
高校英語が理解できている。外国人への道案内やお店での料理の注文などを英語で行うことができる。
• 800点〜900点
専門的な文章が読むことができる。日常生活で支障なくコミュニケーションをとることができる。
• 900点〜990点
英語ネイティブレベル。流暢に会話をすることができ、英字新聞や海外のテレビ番組を理解することができる。
TOEICの点数と英語のレベルはこのような比較になっています。
あなたの英語力はどのくらいでしょうか。
そして、その英語力は仕事や社会に出てからも使えるレベルのものでしょうか。
TOEICは何点あれば履歴書にかけるレベルなの?
履歴書に記入できるTOIECの点数=自分の英語力をアピールできる点数でなければいけません。
アピールに使える点数は職業や新卒、転職などによって異なります。
続いて、新卒就活の場合に日系企業と外資系の企業それぞれへのアピール可能な点数について説明します。
TOEICでアピールできる点数〜日系企業編〜
日系企業でアピールするためには、「TOEIC 600点以上」が最低ラインです。
800〜850点ぐらいの点数が取れていれば、まず英語力に心配はいらないでしょう。
•TOEICでアピールできる点数〜外資系企業編〜
多くの外資系企業で、英語力は必須の能力です。
「TOEIC700点以上」が最低ラインになると考えられます。
さらに、仕事で英語を利用する場合は900点近くの点数が必要になるでしょう。
TOEICの点数の正しい書き方とは
続いてはTOEICの点数を履歴書に記入する方法を解説します。
正しく記入しなければそれだけでイメージダウンにつながります。
ここで1度しっかりと確認しておきましょう。
履歴書にTOEICの点数記入には、
• TOEIC試験を受けた日付
• 受けたテストの正式名称
• 試験の結果(点数)
この3つが必要になります。
履歴書には、「取得年月・資格名」を記載します。
「2018年 7月 TOEIC 公開テスト 800点取得」
TOEICの正式名称は「TOEIC公開テスト」だということを覚えておきましょう。
点数は、「過去最高の点数」を記入しましょう。
また、TOEICの点数には有効期限はありませんが直近2年が目安です。
TOEICだけじゃない!英検・IELTSの点数も使える!
英語力を示す資格には英検やIELTSもあります。
IELTSは日本ではTOEICほどメジャーではありませんが、世界中で受験されている信頼性の高い資格です。
続いては、英検やIELTSの点数を履歴書に書く場合について説明します。
TOEICの点数を英検・IELTSと比較
超ざっくりですが以下のように各試験は対応していると言われています。
TOEIC | 英検 | IELTS |
850〜900 | 1級 | 7〜7.5 |
750〜800 | 準1級 | 6〜6.5 |
550〜600 | 2級 | 5〜5.5 |
450〜500 | 準2級 | 4〜4.5 |
試験の内容が違う部分もあるので、多少の誤差は生じていることをご了承ください。
英検、IELTSを受験経験がある方は是非TOEICの点数と比べてみましょう。
上記の表を参考に自分の英語力を確認してみてはいかがでしょうか。
英検は何級から履歴書でアピールになるのか
英検は持ってるけど、TOEICは持ってない…という方も多いのではないでしょうか。
実は、英検の取得級も履歴書に記入することができます。
TOEICで600〜800点は英検で2級〜準1級に相当します。
就職の際に履歴書で英語力をアピールするためには英検準1級が最低でも必要でしょう。
同じく、IELTSの点数とも比較してみましょう。
IELTSだと、6〜7あたりが最低ラインです。
まとめると、履歴書で英語力をアピールするために必要なのは、
- TOEIC 600〜800
- 英検 2級〜準1級
- IELTS 6〜7
となります。
取るならどの資格?英検・TOEIC・IELTSでオススメはこれ!
英検・TOEIC・IELTSの中で最もオススメする検定試験は、やはり「TOEIC」です。
その理由は、使える・お手軽の2つです。
TOEIC公開テストは、世界180国以上の国で実施されており、毎年約2500万人の人が受験しています。
世界中で受験されており、特にビジネスで利用できる英語力を身につけることができます。
英検は知名度が高いものの、大学受験で利用される傾向にあります。
英検はビジネスというより学習系の検定試験だと言えます。
IELTSも世界各国で受験されていますが、1回の試験が25,380円と決して安くありません。
TOIECの受験料は1回5,725円と比較的お手軽な価格なのも、おすすめポイントです。
TOEIC600点以下なのに…もし面接で聞かれたら?
TOEICは600点以下なら書かない方がよいと言いました。
しかし、面接ではTOEICの受験経験を聞かれる可能性もあります。
その場合はどうすればよいのでしょうか。
考えられる対処法を紹介します。
対処法1:正直に点数を答える
一番無難なのは正直な点数を答えることです。
「520点ですが、書くほどではないと思って空欄にしています。」
などと回答することをおすすめします。
また、この点数に満足しておらず、今後もTOEICを受け続けたいとアピールしておきましょう。
今の点数は低くとも、向上心があることを見せ、前向きな印象を与えておくことが大切です。
対処法2:受けたことがないと答える
「言えるようなスコアではない」という場合には、受けたことがないと答えるのもアリです。
しかし、今やTOEICは社会人として持っておくべき資格の1つです。
そんなTOEICを受けたことがないのは、社会人として自覚が足りないと思われてしまうことも考えられれます。
対処法3:「まだスコアが出ていない」と答える
「直近のものを受験したが、まだスコアが出ていない」と答えるのも方法でしょう。
しかし、この場合は受験時期を聞かれたりすることも考えられます。
年間スケジュールに沿わない回答をすると面接官から怪しまれる可能性もあります。
そのため、やはり下手なリスクを負うよりは正直に答えるのが一番だと言えます。
まとめ|TOEICを履歴書に書いていいのは最低600点。ですが。。。
今回は、履歴書に書いてアピールになるTOEICの点数について紹介しました。
TOEICは、就職や転職にはかなり強い味方になる試験です。
履歴書にTOEICの点数を書いてアピールするためには大体600点〜800点の点数が必要になります。
また、履歴書に記入するためには正しい記入方法で書くことが大切です。
スコアを正しく履歴書に記入して、あなたの英語力をアピールしましょう!
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