TOEICで誰もがつまずくのが、膨大なリーディングパートではないのでしょうか。
時間配分を気にしていても、いつも時間切れになってしまい最後は駆け足でマークだけしておく…
そんな経験はありませんか。
私ももちろんそうでしたが、たった1冊の教材でTOEICの点数を大幅にアップさせることができました。
ここでは、そんな私のTOEICの体験談と使用した教材についてお伝えします。
勉強に取り入れればスコアアップすること間違いないので、ぜひ参考にしてみてください!
進学要件にTOEICが必要 スコアアップが不可欠な状況に
私がなぜTOEICを勉強することになったのか。
もともとはどれくらいの点数で、なぜスコアが必要だったのか、などについて簡単にお伝えします。
外国語大学英語専攻入学 なのにスコアは600点代…
私は国立大学の外国語学部、英語専攻に入学しました。
TOEICを一度受けてみるように、との教授から指示があり、受験してみると…
620点ほど。
受験後の怠けがたたり、同じ英語専攻の人たちの中でも最低レベル!
大学1回生にも関わらず、周りは700点後半・800点代を平然と取っていました。
「まあそれでもいいや」と1年以上ごまかしていたのですが、大学2回生から3回生の進学要件に「TOEIC730点以上もしくは英検準1級取得」があったのです。
もちろん留年するわけにはいきません!
そこで勉強に勉強を重ねて、TOEICを受けまくりました。
しかし、725点止まり…。
あと5点がどうしても届きませんでした。その時点で、もう残りの受験猶予は1回に迫っていたのです。
とにかく勉強の仕方を変えないと!と思いすぐさま本屋に走りました。
出会った1冊の教材 TOEICのスコアが劇的にアップ
必死になって教材探しをしていた時、「これだ!」と思う本に偶然出会うことができました。
誰かに勧められたわけでも、著者のことを知っていたわけでもないのですが「これしかない」とピンときたのです。
TOEICまでの1ヶ月間、毎日その教材をやり込み、紹介されているテクニックを徹底的に頭に入れて受験に臨んだところ…
820点を取ることができました!
最後のチャンスで無事に進学することができたのです。
それも全てその教材に出会ったおかげだな…と今でも思います。
TOEICの対策にはコレ1冊!時間内に終わらない悩みが解決
私の進学を助けてくれたのは「TOEIC L&Rテスト 直前の技術」という教材です。
この教材がいかに優れているのか、その理由についてお伝えします!
「TOEIC L&Rテスト 直前の技術」で時間切れ防止&スコア大幅アップ
私が惹かれたのは、この「直前の技術」というタイトルです。
とにかくすぐにスコアを上げる必要があったので、「受験票が届いてからでも間に合う」という謳い文句には魅力を感じずにいられませんでした。
なぜ「直前の技術」でスコアが上がるのか
TOEICには出題のクセや傾向があります。
そのため、傾向を掴んで向こうが仕掛けてくる罠をうまく回避することがTOEICスコアアップに直結します。
この教材はそのTOEICが仕掛けてくる罠やミスリードについて徹底的に解説してくれています。
外国人である著者のロバート・ヒルキ氏は「TOEICトレーナー」です。
よくある間違いやTOEICの出題意図について理解しており、「わからなかった時に私たちがどう解答しがちなのか」ということまで説明してくれています。
例えば、リスニング問題で全体が聞き取れなくても、何か1つ単語が印象に残ればそこに固執してしまいますよね。
TOEICはそういう私たちの解答の癖まで見越して、問題を出してきます。
このようにどんな罠がTOEICの中に張り巡らされているのかということについて著者が詳しく説明してくれているので、読み進めるうちにTOEICの「いじわる問題」に気がつくことができるようになります。
「時間内に終わらない」は解答の順番で改善
「リーディングセクションが時間内に終わらない」
著者は私たち受験者がこの問題を抱えていることを知っています。
そして、どのセクションから解答していくべきか、どのセクションにどれだけ時間をかけるべきかということを教えてくれます。
「なんとなくわかりそうなもの」に時間をかけて考えてしまいがちですが、「覚えてないなら悩んでも無駄」と割り切る勇気もくれます。
そんな力強い言葉が本の随所で見られ、いつのまにか精神的なサポートも受けていることに気がつきました。
そのおかげもあり、820点を取った時には全部を解答し終え、「ちょっと見直すか」という余裕さえあったほどです!
後日談:結果最大のTOEIC対策は総合的な英語力を上げること
この教材のおかげで無事進学し、アメリカに1年半留学に行きました。
就活も始まるし、と一度対策なしにTOEICを受けたところ…
2年以上TOEICを受けていないにも関わらず895点とスコアが上がっていました。
リスニングセクションが大幅にスコアアップ!
「直前の技術」に頼っていながらも、結果としては「英語の総合力を上げる」ということがテクニックより何より効果的だと気がつきました。
留学に行って、ネイティブスピーカーと話しまくる。大量の英文を読みまくる。
これが結局一番の対策なのでは、と思います。
留学で培った英語力はTOEICだけでなくビジネスなど様々な場面で応用可能です。
机に向かう勉強が嫌いな人にこそ強くおすすめしたい方法です!
TOEICが時間内に終わらないなら「テクニック」に頼るのもあり
私は「TOEIC L&Rテスト 直前の技術」という教材に載っていたテクニックを駆使し、スコアアップに成功しました。
- TOEICが仕掛けてくるミスリードを回避する
- 解答する順番を意識して時間を上手に管理する
大まかにこの2つについて徹底的に解説してくれているため、特に基本的な勉強を終えた人ならこの本だけで大幅なスコアアップを望むことができます。
TOEICの勉強やテクニックにフォーカスするだけでなく、英語の総合力を高めることも大切です。
結局それがスコアアップのための一番の近道と言えるかもしれません。
いずれにしても、自分にあった勉強方法が見つかればスコアアップが間違いなく可能です。
ぜひ、ハイスコアを獲得することができる勉強法を見つけてください!