大学生のうちにTOEIC 800点を取りたいけれど、
どれくらい勉強時間が必要なのかな、どんな勉強方法がいいんだろう・・・
とお考えですか?あっぱれです。
その意欲があれば、卒業までに周りの大学生に大きな差をつけることができます。
本記事の内容
・大学生のうちにTOEIC800点を取るべき
・TOEIC800点を取得するための勉強時間と方法 ・最も自由が効く大学時代の時間を使ってTOEIC800点を達成する |
今どきは、“英語でコミュニケーションができる”ことはグローバルな人材を目指す人の必須条件。
“英語ができる人材”になることによって、就職できる仕事の選択肢がぐっと増え、“食いっぱぐれる可能性”が減ります。
また、TOEIC800点は、企業においては海外赴任の候補者に入るレベルに当たりますので、この点数を超えることができれば貴方のキャリアの幅が大きく広がる可能性があります。
ここでは特に、「大学生のうちにTOEIC 800点を取得する絶対的なメリットと勉強方法」を解説します。
大学生のうちにTOEIC800点を取るべき
大学生のTOEIC平均点は ・・・564点です。
この点数は、“かろうじて”履歴書に載せられる程度、と考えてよいでしょう。およそ英検2級程度の英語力というあたりでしょうか。
ただ、就職活動においてとても有利になるかと言われれば厳しい!現実です。”英語が苦手ではない”という程度のアピールにはなるくらいです。
でもこの程度の点数から、努力次第で大学在学中に800点まで点数を伸ばすことは十分に可能です。そのための努力は惜しまずいきましょう。
TOEIC800点の人材は、就職活動を行うにあたり、圧倒的に有利になります。およそ七割の企業が、採用の際にTOEICの点数を考慮すると回答しています。
エントリーの段階で採用担当者側の視点から英語力を測る為に使われるのがTOEICの点数です。外資系の企業であれば、“英語ができる”ことは最低条件。
800点という点数は、英語力だけでなく、さらには忍耐力、努力、向上心をアピールすることにもなります。
TOEIC800点を取得するための勉強時間と方法
大学生のうちにTOEIC 800点取得は可能!
TOEICは効率的に時間をかけて勉強をすることによって確実に攻略が可能です。
大学生のうちに800点を達成することも決して不可能ではありません。
毎日1.5時間、1年で200点アップ
SNS、テレビに費やす時間の1部をTOEICに回す
1年で200点アップしたいなら、一日1時間半の勉強を継続してみましょう。TOEIC専門講師TEX加藤氏によると、毎日3時間勉強することによって3ヶ月で約100点スコアがアップするという結果が出たそうですので、ひと月30日の計算ですと、合計で270時間ということになります。
もし今現在の貴方のスコアが600点の場合、あと200点アップさせる必要がありますから、単純計算で270×2=540 時間勉強をする必要があります。
もしあと1年で800点を達成したい場合は、必要な勉強時間はおよそ1.5時間。こうやって一日単位で考えれば、十分可能な範囲です。SNSを眺めたり、テレビ番組をなんとなく観ているとすぐに過ぎてしまう時間ですよね。
単語+英文読解+英語コンテンツで飽きずに学ぶ
TOEICに特化した単語帳で英単語をひたすら覚えていくこと、参考書の問題を解き練習を重ねることが基本で、これは残念ながら避けられません。
特に問題集において解けなかった問題は、解けなかった理由を解明し、必ず深く理解し覚えてしまうようにしましょう。継続すれば、近い未来、考えなくても使える程身についてきますのでご心配なく。
知っている単語の数を増やすことは非常に重要です。なぜなら、知らない単語が出てきた時点で、文章を読み進めることが難しくなり、回答していくスピードが落ちてしまうからです。(TOEIC は時間との戦い)
単語の意味を完璧に日本語訳する必要はありませんし、大体の意味がわかっている程度で大丈夫ですので、語彙をどんどん増やしていきましょう!
TOEIC800まではリスニングが得点源
上記に加え、TOEIC LR (Listening & Reading) の点数の半分はリスニングのセクションで決まります。これはひたすら耳を慣らしていくこと。TOEICに特化したリスニング教材を隅までやり込むことです。
意外と思われるかもしれませんが、リスニングのセクションは、慣れてくれば点数を稼げる部分でもあります。
しかし、毎日毎日単語、英文読解の上にリスニングの訓練ではうんざり・・・そんな時は、息抜き兼、リスニング特訓となる洋画、英語のコンテンツを消費しましょう。
お気に入りの海外ドラマや興味をそそられるTED Talk等があれば、試しに英語の字幕をつけて鑑賞してみることをお勧めします。
これは非常に効果的なリスニング練習方法で、私も勉強に飽きるとよくFriends や Ally McBeal (邦題:アリー My Love)等を英語字幕をつけて繰り返し観る、ということをしました。注意を払って英語のセリフやスピーチを聞きつつ、英語の字幕を同時に読んでいきます。
もし知らない単語や言い回しが出てきたら、その度に動画を停止し辞書を参照。そしてその場面を繰り返し視聴します。そして一度自分で実際にセンテンスを声に出して繰り返してみる。
そして次回、 ネイティブの英語の先生や、留学生のお友達と話す機会に実際に使ってみるのです。そうすればもう忘れませんし、しっかり自分のものになります。
3. 最も自由が効く大学時代でTOEIC800点を達成
時給900円のアルバイトよりも自分の未来に投資をする
時給900円のアルバイトよりも自分の未来に投資をすることです。
衣食住に必要なだけの生活費を稼がないといけない場合や、自分の未来の為になるスキルを身につけられる内容のアルバイトは別として、時給をもらうだけのアルバイトは程々に、TOEICの勉強に時間とお金を投資していきましょう。
私も大学生の頃、アルバイトの代わりにもっと学ぶべきだったと後悔しています。アルバイトで稼いだお金を飲み会や洋服代につぎ込むことによって将来にプラスになったかと聞かれれば、答えはNO.
どんなモノよりも、身についた英語力は貴方の武器になります。当然、アルバイトや遊びに明け暮れた大学生には大きな差をつけることができます。
大学生の皆さんは、受験勉強からも解放され、毎日一日中働く社会人でもない状態です。一生のうち、間違いなく今が最も自分の為に自由に時間を使える時です。
社会人になってしまえば自分で取れる勉強時間というのは非常に限られてきてしまいます。日常業務をこなした上で、限られたプライベート時間をTOEICの勉強に費やすことは、物理的にもメンタルにも、簡単ではありません。
結論は、TOEIC800点を目指すのに一番適しているのは大学生のうち、ということです。若い時は頭も柔らかいですし、学んだことはすっと入ってきますしね。
大学受験でせっかく積み重ねた英語の知識を忘れない
大学生の皆さんは、受験勉強をされていた方は特に、かなりの量の単語や英文法がまだ頭に入っているはず。
せっかくの大学受験の英語を忘れないように、その上に積み立てていくようにTOEICの勉強を間髪入れず始めてください。忘れてしまってはとっても勿体無いです。
昨今のテクノロジーを大いに利用し、TOEIC800点を取得
10年前とは異なり、最近は無料か安価で利用できる英語、TOEIC勉強の為のオンラインツールやアプリが沢山出てきています。
また、オンライン英会話サイトであれば、従来の英会話スクールやレッスンよりもかなり良心的な値段で利用できるサービスも増えています。
もし予算内で利用できるサービスを見つけた場合、興味が沸いたら試してみることをお勧めします。英語で実際にコミュニケーションを図ることは、一番の英語学習となります。
TOEICに特化したサービスでなくとも、スカイプなどで会話相手をしてくれる先生に質問等もできるでしょう。何よりも、学んだ英語を実際に使う機会を設けることで、英語勉強へのモチベーションを新鮮に保つことができます。
まとめ|大学生こそTOEIC800にこだわるべき
大学生のうちにTOEIC800点を取るメリットは、就職活動で有利になる点、将来のキャリア形成において選択肢が広がるという点、そして時間に余裕があるという点でした。
3行でまとめます。
・1年で200点点数アップの為には、毎日1.5時間コツコツと勉強する
・継続のコツは、英語コンテンツを動画などで見つつ、勉強と気分転換 ・大学生のうちは時給アルバイトはNG、未来への投資としてTOEICの点数を上げていく |
以上の点を踏まえて、是非大学生である今の時間を最大限に生かして頑張ってください。
TOEIC800点到達はそう遠くありませんよ♪