英検2級が高校英語終了時のレベル、ということは語彙にしても文法にしてもすでにかなり基礎は固まったレベルに達しているということになります。
高校生や大学生が英検を受ける時に、対策として英検の過去問ばかりしているようですが、後の準1級に繋げていきたいのならやはり英字新聞で学習すべき。
ちょうど学生向けの英字新聞「JAPAN TIMES
実際に高校卒業時に受験してみるのも素晴らしいことですが、それ以前でも以後でも、いつでも自分が英字新聞を読みながら読解が楽しくなったな、などと感じたときに受験してみるのもいいのではないでしょうか。
TOEICがビジネスの現場に重点を置いた内容なのと違い、英検はよりいろいろなテーマの内容が含まれます。さらに2級からは面接試験が少し高度になるというのも特徴です。
英字新聞で英検2級レベルの語彙力も問題なし
英単語5000語程度というとかなりの読解力もついてくるはずですから問題のパターンと傾向に慣れたら語彙力があれば正解は導き出されるはずです。
英字新聞で幅広い分野の英文を読むことでわからない単語をチェックし繰り返し覚えていくことによりどんどん蓄積されていきます。
英字新聞が幅広い内容をカバーしているということから、読解力が充実し、
長文の問題も苦戦することはなくなるでしょう。
英作文も日ごろから英字新聞で模範的な英文に慣れているため、重要単語や頻出熟語の蓄積により、自然な文章を書く力が身に着くため、少し練習すれば問題なくこなせます。
英検2級リスニング問題も英字新聞のCDを活用
ニュースのナチュラルスピードのリーディングに慣れていたら、リスニング問題も自信を持って挑めるはずです。
ニュースを聞いてシャドウイング、さらにはディクテーションと、聞いたことをそのまま書き留めてみることに挑戦すると集中力が鍛えられてさらに効果が望めるでしょう。
そのうちに耳に入った英語を日本語に訳さなくてそのまま英語で内容が理解できるようになると、英会話にも余裕ができるのです。
英検2級面接試験も英字新聞CDが強い味方
与えられた文章を音読するテストについてはすでにCDで自然な英語のリズムに慣れて自分でも練習していたら満点は間違いありませんね。
イラストを見て状況を説明する問題に関しては、落ち着いてあまり難しい単語や熟語を使うことにこだわらず、簡潔にまとめれば自然と答えられるでしょう。
もし高校生のお子さんが英検2級を学校で受験することになった、ということがあれば、英字新聞を購読してきた保護者の方も、面接の練習をしてあげることができます。
もちろん、親子で受験ということも素晴らしいことですね。どんどん挑戦してみてほしいものです。