英語を取得するため、または海外の大学を卒業するために留学のご予定ですか?

留学をするからには、日本にいては身につけることが難しい高度な英語力を身につけていきたいですね。

そのためには、ただ英語圏でなんとなく暮らすだけでは足りません。

留学生として英語圏に渡り、数年で“流暢”であると言われるレベルまで英語スキルを伸ばすことができた筆者が自身の経験を交えて、留学で英語力が伸びる人、伸びない人の共通点をご紹介します。

 

本記事の内容

・留学で英語力が伸びる人の共通点3つ

・伸びない人の共通点はすぐ辞める・続かない話

 

3分ほどで読めますm(._.)m

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留学で英語が伸びる人の特徴

1. 失敗を恐れない度胸(恥を捨てられる事)

多くの日本人にとって、英語を話すということは度胸を要します。

留学前は英語が得意だと思っていても、いざ現地に到着して英語しか通じない環境に身をおくと、愕然としてしまうものです。

簡単なコーヒーの注文をする。風邪で休んだ授業のノートを見せてもらう。色々な場面で、これは英語でどうやって言えばいいのかと考える事が続きます。

その時に一番大事なことは、完璧な表現でもなく、綺麗な発音でもありません。それは“度胸”なのです。

失敗を恐れない度胸がある留学生の英語力は伸びます。なぜなら、当然のことながら英語は話さないと上達しないからです。そして、母国語でない言語を話すことに、間違いは付き物。

間違えることを恐れている間は、上達する為に必要な量の英語を話す事が出来ないのです。

TOEFLやTOEICのスコアが貴方よりかなり低くても、失敗を恐れないでガンガンと英語を話している他国からの留学生に出会う事があるでしょう。強い訛りがあっても、自信を持って英語を話す彼らは着実に現地のネイティブの友人を作り、結果として英語力が伸びていくのです。

2. 間違えた後の回復力がある

留学期間に現地で英語を上達させる為には、間違い、失敗は決して避けて通れないものであるということはお話ししました。

 

  • 発音が日本語訛りすぎて、簡単な会話なはずなのに通じず、現地のクラスメートに苦笑された。
  • 大学のESLのクラスで徹夜で書いたエッセイを添削してもらったら真っ赤の修正だらけで返ってきた。
  • 携帯電話の請求書に間違いがあって、電話で苦情を伝えようとしたけれど伝わらず、匙を投げられた。

 

個人的には、最初の1、2年は上記の様な失敗、苦労の繰り返しでした。

ここでめげてしまうと、大して英語が上達しないまま帰国する羽目になります。実際そういった日本人は沢山います。逆に、諦めずに英語を話すこと、学ぶことを続けていけば、必ず楽になります。

間違いを恥ずかしいと思っても、たとえ笑われても、学ぶことが一つもない失敗はありません。語学の間違いは、必ず糧になります。

“これ、間違えたけれど、次はきっとうまく言えるはず。”くらいに前向きに構えて行きましょう。一番気にしているのは自分だけで、周りはすぐに忘れてしまうのですから。

3. 現地に馴染む順応性、社交性

欧米社会では、“社交的である”という事に多大な価値が置かれています。

大学生であれば、友人やルームメイト達と週末にパーティに出かけたり、夏であればBBQに誘われたり。学校内でのクラブに参加することもできます。

 

現地のネイティブの学生や、他国から来ている留学生と知り合う機会は多数。結果的に、英語を話す場所が増えて英語が上達していくわけです。

 

億劫がらず、臆さずにどんどん参加していくことです。せっかく留学しているのですから、世界中から様々なバックグラウンドを持った友人を作って、同時に英語の力も伸ばしていきましょう。

留学しても英語が伸びない人の共通点

1. 日本語に浸かりすぎ

“英語を伸ばす為にせっかく行った留学先で、日本語ばかり話すなんてナンセンス。”

 

と思ってはいても、やはり人間楽な方に流れていってしまうものです。たとえ留学先が田舎でも、今時インターネットされあれば日本語のメディアを消費することはとても簡単です。

 

一切日本語は見ない、聞かないと決めてしまうのも一つの方法ですし、効果があるでしょう。ただ、ホームシックになったりストレスを溜めてしまっては元も子もないので、ダラダラ見ずに、時間を決めてリラックスするために日本語のコンテンツを消費するのも良いでしょう。

 

他の日本人留学生と時間を過ごすのも、情報交換や精神的サポートの面から、一切避ける必要はありません。日本人同士なのにわざわざ英語で話しかけるような妙な日本人に出会ったこともありますが。。

 

ただ、自由時間の全てを日本人と過ごしたり、日本人同士で同棲を始めてしまったりということは避けたほうが良いでしょう。

2. 英語の学習を止めてしまう

留学したからといって、なんとなく語学学校に通っていても、突然英語ができるようになる訳ではありません。現地での生活がスタートした後も、文法、単語の勉強は継続することがとても大事です。

 

留学先で英語の勉強をする一番のメリットは、学んだことをすぐに実践できることです。

 

たとえば見ていたテレビ番組で知らない言い回しを聞いて、それが何かを調べてみたら、日常で使えそうなフレーズだったので実際に使ってみたりもできます。わからない単語があったら、必ずすぐに調べて自分の語彙に足していきましょう。

 

難易度が高くてもニュースを見て、時事問題を理解してクラスメートとそれについて話をしてみたりしても良い練習になります。

最後に:留学期間を無駄にしないためのポイントは、Be Intentional (=意図的に)

”Be intentional” には、意図的である、という訳が付きますが、要するに毎日を英語を学ぶ機会と捉えて留学生活を最大限生かすことです。

年単位で留学をしたからといって必ずしも自然に高い英語能力が身につく訳ではないということを初めから意識していれば、危機感を持って有意義な留学生活を送れるでしょう。

 

まとめ|留学で英語が伸びる人の共通点

下記、留学で英語力が伸びる人の共通点をまとめました。

・失敗を恐れない度胸

・間違えてもすぐに回復

・現地に馴染む社交性

・日本語はほどほどに

・英語学習を継続

以上の点を意識して続ければ誰だって英語は伸びます。

ただし、思う人100、やってみる人10人、続ける人1人、でしょう( ̄^ ̄)ゞ

つまり、続けるだけで成功するんです♪ ぜひ留学生活を有意義なものにしていってくださいね。