はじめてIELTSを受験します。受験料や持ち物、試験結果がいつわかるかなど、基本的なことが知りたい。
初受験でとりあえずOverall 6.0は取りたい。王道の教材から始めたいけど、何買えばいいのかな。

 

今回はこのような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

・IELTSの基本事項(受験料/持ち物/結果発表)

・初受験でOverall 6.0を取得するためにすべき3つ

 

アメリカやイギリスへ留学する際の国際的な語学力の証明として必要とされるIELTS。しかし、日本においてはTOEFLやTOEICの方が有名であるため、IELTSは初受験という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そのようなIELTS初受験の方に向けて、受験に関する基礎的な情報やどのようにすればOverall6.0が取得できるのかについてお伝えしていきますね!

IELTSの基本事項(受験料/持ち物/結果発表)

受験料が高すぎでしょ・・・

受験料:25,380円

現在、IELTSは英語検定協会、JSAF(Japan Study Abroad Foundation)、British Counsilが提供するIELTS for UKVIにより実施されていますが、ここで注意点です! 英語検定協会、JSAFを利用して申し込みをする場合は上記の料金となりますが、British Counsilを利用して申し込みをする場合には受験料:32,184円となります。試験実施日とご自身のご都合などを考慮して申込先を選択するようにしてくださいね。

必要な持ち物について

・受験申込の際に使用したパスポートの原本

・黒鉛筆と消しゴム

 

試験を実施する部屋へ持ち込み不可な物

 ・試験当日に有効なパスポートのコピー
・シャープペンシル
・消しゴムのカバー
・腕時計(試験室内に用意されている時計があり)

また、試験室には、鉛筆削り器とティッシュペーパーが用意されています。もし、忘れた場合でも貸出可能なため、その場合は試験官に問い合わせをしましょう。

開催場所について

IELTSは全国15都市で、ほぼ毎週実施されています。
北海道地区:札幌
東北地区 :仙台
関東地区 :埼玉、東京、横浜、
中部地区 :長野、静岡、名古屋
北陸地区 :金沢
関西地区 :京都、大阪、神戸
中国地区 :岡山、広島
九州地区 :福岡、熊本

ただし、実施会場は試験日により異なります。受験される方には、筆記テスト15日前に受験確認書(IELTSログイン後のマイページより各自ダウンロード)にて実施会場等の案内が届きますので、安心してくださいね。

試験区分・時間について

筆記テストのスケジュール
試験開始         9:00頃
問題冊子・回答用紙配布  9:00 ~ 9:20
リスニング(40分)    9:20 ~ 10:00
問題冊子配布       10:00 ~ 10:10
リーディング(60分)   10:10 ~ 11:10
問題冊子・回答用紙配布  11:10 ~ 11:20
ライティング(60分)   11:20 ~ 12:20
問題冊子・回答用紙配布  12:20 ~ 12:30
試験終了         12:30頃

スピーキング試験のスケジュール

・1 Dayセッション、および東京、大阪以外の公開会場の場合:13:00 ~ 19:30
・2 Dayセッションの場合               :9:30 ~ 19:30

1dayセッションの場合は土曜日の午後、2dayセッションの場合は日曜日の午前または午後で約40分拘束をされます。ただし、どの時間帯で試験が実施されるかは筆記テスト15日前にインターネット上から確認ができる受験確認書に記載されているため、極力土日の二日間に予定は入れないようにしましょう。

結果発表について

原則、成績証明書は筆記テストから13日後に郵便にて発送されます。また、筆記テストから13日後の13:00以降には、マイページからもテスト結果を閲覧することができます。一刻も早く結果を知りたい人はIELTSのマイページから結果を確認するとよいですね。

初受験でOverall 6.0を取得するには?

敵を知り、己を知れば百選危うからず。

自分の英語力の前に、まず敵の分析からです。

おススメテキスト:IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

IELTSがどのような問題形式で実施されているのか、まずは全体を知るところから始めましょう。一度解いてみることで、自身が苦手とするパートなどが判明すると思います。自身の苦手なパートが判明し、そこを重点的に対策することができれば、効率的にIELTSのスコアを伸ばすことができますよ。

単語力を強化しよう

おススメテキスト:IELTS必須英単語4400

IELTSはアメリカやイギリスに留学する際に必要な国際的な成績証明書であるため、どうしてもハイレベルな単語も覚える必要があります。しかし、本書の場合、単語は難易度別にAからDに分類、熟語はABC順にまとめられているため、自身のレベルに応じて学習を進めることができます。

スピーキング・ライティング力を同時に強化しよう

おススメテキスト:IELTS スピーキング・ライティング完全攻略

英語を話すことができれば英文を書くこともできますし、英文を書くことができれば英語を話すこともできます。実は、スピーキング力とライティング力には高い親和性があります。本書ではスピーキングとライティングに特化し、対策や必須フレーズを学習することができます。この二つの能力が劣ると言われている日本人受験生には非常にオススメですよ!

模試形式で最終対策をしよう

おススメテキスト:CD付 IELTS完全対策&トリプル模試 (CD book)
本書では本番を想定した模擬試験を3回分行うことができます。IELTSの対策本が少ない中、3回分の模試を行うことができることは、最後の仕上げ段階としてはとても貴重です。Oerall6.0を取得するためにも、模試形式のテストは必ず解くことが大切ですよ。

まとめ|IELTSでOverall6.0を取りたい方のために

受験当日までの準備

  • 受験料:25,380円
  • 会場 :全国15か所で実施
  • 持ち物:受験申込の際に使用したパスポートの原本、黒鉛筆、消しゴムなど
  • 受験日:土日のいずれか一日か、土日の両日

Overall6.0を取得するためには

  1. 本番の試験問題をまずは解いてみよう
  2. 単語力を強化しよう
  3. スピーキング・ライティング力を同時に強化しよう
  4. 模試形式で最終対策をしよう