職場の同僚が外国人が多い場合だと、自分の自己紹介に少し英語を入れるだけで「できる人」の印象を与えられます。
自己紹介の時、座右の銘を英語で言えるとかっこいいですよね。
本日はそのような「英語で自己紹介したい人」向けにカッコいい座右の銘フレーズ(英語)をご紹介します。
本記事の内容
・座右の銘を英語で言うメリット
・かっこよく言いたい!英語の「座右の銘」をジャンル別に紹介 |
相手が外国人でも日本人でも、英語で座右の銘を言うのは印象づけるのに効果的です。
自分にぴったりの英語の座右の銘を見つけて、「英語が得意な人」「できる人」のイメージを自己紹介で残しましょう!
3分ほど読めます。ゆるっとどうぞ♪
座右の銘を英語で言うメリットは?
まずは、座右の銘を英語で言うことでこんなメリットがある!ということを知っておきましょう。
メリット1:初対面の外国人にも「自分の人生の方向性」をすぐに理解してもらうことができる
英語で座右の銘が言えると、初対面の外国人にも自分の人間性や人生観をすぐに理解してもらうことができます。自分の母国語でない英語だと、自分をどのように紹介したらいいのか悩みますよね。
しかし英語で座右の銘を言ってしまえば、長々とした説明より言いたいことが伝わりやすい場合もあります。
また、外国人にとってユーモアはとても重要な要素です。ユーモアたっぷりの座右の銘を言うと「この人、できる人だ」「おもしろそう」と一目置かれること間違いありません。
メリット2:座右の銘を英語にするだけでかっこよく聞こえる
座右の銘を英語で言うだけで、理由なしにかっこよく聞こえるのは大きなメリットです。自分のモチベーションも上がりますし、日本人相手に自己紹介をする時にも役に立ちます。
「◯◯の言葉なんですけど、」と有名人の座右の銘を引用すると「教養のある人」という印象を持ってもらえるかもしれません。
メリット3:英語独特の言い回しの勉強になる
座右の銘を英語で探す過程で、英語的な表現を身につけることができます。日本語と英語で同じ意味のフレーズで、同じ表現のものもあれば、全く言い回しが違うというものもよくあります。
例えば、日本語のことわざ「悪銭身につかず」は英語で言うと”Easy come, easy go.”です。こういった言い回しの違いをストックしておくことで、自分の英語の感性が磨かれていきます。
自分にぴったりの英語の座右の銘を見つける方法とは?
自分も、英語の座右の銘を言ってみたい!と思っても、どうやって自分にあったものを見つけたらよいのか迷いますよね。しっくりくる英語の座右の銘を手軽に見つける方法をお伝えします。
方法1:日本語の座右の銘の英訳を探してみる
てっとり早く、自分の好きな座右の銘の英訳を探してみましょう。以下でも紹介しますが、意外と日本語でも英語でも同じ意味の座右の銘が数多くあります。
方法2:偉人や有名人の言葉を見てみる
好きな偉人や有名人がいるなら、その人たちの言葉を探してみましょう。”quote”(引用)という単語を人の名前と一緒に検索するとヒットします。
方法3:興味のある分野+”motto”で探してみる
自分の興味のある分野で、”motto”(座右の銘)を探してみましょう。ファッションならファッション業界の人たちの、音楽なら音楽業界の人たちの名言や座右の銘がたくさん見つかります。そこからお気に入りのフレーズを選びましょう。
かっこよく言いたい!英語の「座右の銘」をジャンル別に紹介
それでは早速、英語の座右の銘を見ていきましょう。定番、かっこいい&おしゃれなフレーズ、おもしろいフレーズ、国民性を生かしたフレーズとジャンル別に紹介していきます。
英語・日本語両方でよく使われる「座右の銘」の定番の例
まずは、座右の銘の定番を見てみましょう。自分の座右の銘を英訳するだけで、断然かっこよく聞こえるということはよくあります。
“A journey of a thousand miles begins with a single step.”
千里の道も一歩から。
“Persistence pays off.”
継続は力なり。
日本語と英語で、ほぼ同じ表現をするのがおもしろいですね。”pays off”は「報いる」という意味です。普段耳慣れないフレーズを使うことも、「できる人」の印象アップに効果的です。
“Where there’s a will, there’s a way.”
意志あるところに道は拓ける。
“Without haste, but without rest.”
急がず焦らず、しかし休むことなく。
自信たっぷりで言うのがポイント!かっこいい英語の座右の銘
つづいて紹介するのは聞いた人が「かっこいい!」と思ってしまうような座右の銘です。もしお気に入りが以下の中にあればぜひメモしておいてくださいね。
“If you cannot beat ‘em, join ‘em.”
倒せない相手なら、仲間になってしまえ。
座右の銘としてこのフレーズが出てくると、「かっこいい人だな」と思いませんか?”them”を省略して”em”と発音することが、ネイティブに近づくコツです。
“Only dead fish go with the flow.”
流れに従うのは死んだ魚だけだ。
水の中で魚は流れに逆らうように泳いでいるように、「流行やマジョリティに流されない」という自分をアピールするのに最適です。
“My true religion is kindness.”
私の真の信仰は、親切だ。
チベット仏教の法王であるダライ・ラマ14世の言葉です。仏教の第一人者がこの言葉を言うからこそかっこいいというのはありますが、宗教を強く意識することがあまりない私たち日本人にもぴったりです。
“Patience is also a form of action.”
忍耐も、行動の1つの形だ。
「行動を起こす」ことを促す座右の銘が一般的なので、逆を行くような座右の銘はいかがでしょうか。きっと、強い印象を残すことができるはずです。
“Some people feel rain. Others just get wet.”
雨を感じる人もいれば、ただ濡れるだけの人もいる。
これはボブ・マーリーの言葉です。音楽好きならせっかくなので音楽家の言葉を引用してみてはいかがでしょうか。「雨を感じることができる側の人でありたい」と言う意思と共に、感性が豊かな人なら、あなたの座右の銘から好みや人間性を感じ取ってくれます。
ファッション関係者やクリエイターにぴったり!?英語のおしゃれな座右の銘
次に紹介するのはどことなくおしゃれな雰囲気が漂う座右の銘です。ココ・シャネルをはじめとした一流デザイナーの言葉を引用するのもおすすめです!
“Sing away sorrow, cast away care.”
悲しみは歌にし、心配は投げ捨てよう。
このおしゃれで前向きな座右の銘、実はブッシュ元大統領のものなのです。アメリカ人に対する自己紹介で引用すると、「よく知ってるな!」とにやりとしてもらえるかもしれません。
“Fashion fade, style is eternal.”
ファッションは消えても、スタイルは永遠だ。
「かっこいい単語が入った言葉を選ぶ」というのは座右の銘選びのテクニックの1つです。Fashionやstyleという言葉を使うと、驚くほどおしゃれに聞こえませんか?しかし、ファッションが何で、スタイルとどう違うのかは自分で説明できないと説得力に欠けてしまいますが。
“How can you live the high life if you do not wear the high heels?”
ハイヒールなしで、どうやって上流社会で生きていけるの?
ファッション好きなら、ぜひ言ってみましょう。「ハイヒール」がおしゃれな響きを持つ座右の銘です。「私はファッションに対して妥協しない!」ということを自己紹介で声高に宣言しておきましょう。
“Good friends, good books, and a sleepy conscience. This is the ideal life.”
よい友達、よい本、眠りかけた良心。これぞ理想の人生だ。
現代社会の忙しさに追われることなく、のんびりと生きたいという座右の銘はおしゃれに聞こえませんか? ”sleepy conscience”とは良心や善悪の判断が働いていないこと、つまり「何の心配もしない心」という意味です。
ユーモアたっぷり!おもしろい英語の座右の銘
“In the end, everything is a gag.”
結果、すべてはギャグになる。
なんでも笑い飛ばすことができるような、明るく前向きに生きようという人間性が伝わる座右の銘です。自己紹介にぴったりですね。チャーリー・チャップリンの言葉なので、お笑い好きということも同時にアピールするとさらに印象的です。
“Let’s just pretend it’s Friday.”
とりあえず、金曜日のフリをしよう。
金曜日、週末を目の前に気持ちが高ぶるのは全世界共通です。「とにかくご機嫌でいよう」と、好感度アップにぴったりの座右の銘です。
“Everybody makes mistakes. The trick is to make mistakes when nobody is looking.”
みんなミスをする。コツは、誰もいない時にミスすることだ。
もし、自身のスペックや容姿のレベルが高く、周りから近寄りがたい印象を持たれがちならこの座右の銘はいかがでしょうか。「完璧に見られがちですが…」と自分から切り出してみると周囲の笑いを誘うことでしょう。
“Life is unsure; always eat your desert first.”
人生は不確かだ。だから、いつもまずデザートから食べよう。
ユーモアたっぷりの座右の銘です。「甘いもの好きなの?今度食べに行こう」と誘ってもらえるきっかけにも。
“Hate the smoke, love the smoker.”
煙を憎み、喫煙家を憎まず。
「罪を憎んで人を憎まず」をユニークにアレンジした座右の銘。外国人はこのような現代社会を皮肉ったようなジョークが大好きなので、うけること間違いありません。「人間好き」ということもアピールできます。
日本人ということを強調する英語の座右の銘
“I speak two languages, body and Japanese.”
私は2ヶ国語を話します。ボディ(ランゲージ)と、日本語です。
「え、英語は?」とツッコミを入れてもらうことで笑ってもらえる座右の銘です。また、”body”で語る、という意味を生かすためにもダンサーなど体を使った表現をする人にぴったりです。
“Be a voice, not an echo.”
こだまではなく、声になれ。
何かと「右にならえ」をしてしまうのが日本人ということは海外でも有名です。そんな国民性を自分から揶揄し、「私は自分の意思で行動する!」ということを強く宣言してみるのもよいでしょう。
まとめ|自分にぴったりの座右の銘を見つけよう
英語で座右の銘を言うメリットとして、
・初対面の外国人にも「自分の人生の方向性」をすぐに理解してもらうことができる
・座右の銘を英語にするだけでかっこよく聞こえる ・英語独特の言い回しの勉強になる |
という3つが挙げられます。自分のお気に入りの探し方として、
・日本語の座右の銘の英訳を探してみる
・偉人や有名人の言葉を見てみる
・興味のある分野+”motto”で探してみる
を試してみてください。英語で座右の銘を言うと、「できる人」「かっこいい人」「自信に満ちた人」「教養のある人」などプラスのイメージにつながることも。ぜひ、英語の座右の銘を自己紹介で言って、あなたの印象を残し、相手から覚えてもらいましょう!