ワーホリ留学経験者の方、今からワーホリに行こう!という方へ。
就職・転職の際には是非ワーホリ経験を活かしたいものですが、履歴書での効果的なワーホリ経験の書き方を知っていますか?
ここではワーホリ留学の履歴書への書き方を簡単に5つまとめました。また、就活で差をつけるためにワーホリ期間中に気軽に実践できることも紹介しています。
本記事の内容
・ずばりこう書く!ワーホリ留学の履歴書へ効果的な書き方
・ワーホリ留学中にしておくべき経験3つ |
この記事を書いている私も1年間カナダのトロントにワーホリで滞在していました。ワーホリ中に遊びたい気持ちも強かったので、就活の履歴書には苦労しました(笑) 意識を変えるだけで出来ることを書いてみたので、是非実践してみてくださいね。
ずばりこう書く!ワーホリ留学の履歴書へ効果的な書き方
ワーホリは職歴?学歴?
ワーホリとは名前の通り“働きながら過ごすホリデー”という制度。なので職歴とも学歴とも言いがたい経験ですが、必ず履歴書の職歴・学歴欄に記入しましょう。
この期間は何していたの?という空白の時間を作らないことは履歴書を書く上でとても大切。休学や退職をしたのであればそれを明記し、ワーホリ留学を簡単に書きましょう。ワーホリ中に就いていた仕事内容が応募企業にアピールできそうであれば詳しく書いてもいいでしょう☆
例)
平成○○年 ○月 ☆☆大学△△学部 休学 (○○株式会社 一身上の都合により退職)
平成○○年 ○月 ワーキングホリデー制度を利用して1年間 カナダに滞在
○月 ○○Company アルバイトとして入社
なぜワーホリ留学へ?動機は盛ってもOK
正直なところ、いつかは海外に住んでみたかった!
就活前にもう1年猶予が欲しかった!前職を辞めたかった!
なんて理由の方も多いと思いますが、そう書くわけにもいきませんよね(笑)
動機はあとづけで盛っても大丈夫。英語力をつけたかったことを書いてもかまいませんが、それだけでは印象に残りませんので注意しましょう。
ワーホリを終えて自分なりに得たものや苦労した経験を振り返ってみると書きやすいです。応募したい企業や就きたい職種に海外経験が生きるようであれば、それを動機にするのもよいでしょう。
ワーホリ留学経験の自己PRへの入れ方
語学留学やワーホリ留学は増加しているので、それだけで他人に差をつける経験とは言えなくなってきました。
企業にとっては、ワーホリ留学を通して“単に英語力がついた”以上に、“ワーホリ留学を経験して学んだこと”が重要です。
ワーホリ留学が自分に与えた良い変化が、企業にとってもプラスとなる内容になるよう意識してPRを書きましょう。
単にワーホリでの仕事内容を書くより、どのように自分がスキルアップし、それが就職後どう生かされるかを盛り込むといいでしょう。
海外かぶれになりすぎない
帰国して日本国内で就職して働きたいのであれば、日本人らしい協調性や、相手を思いやるコミュニケーション能力、上下関係を重んじることはなど最低限求められます。
欧米は日本と違って個人主義の文化が根付いていて、ひとりひとりの自己主張が強いですし、英語には敬語が存在せず、誰とでもフランクに話しますよね。
海外に行って「自分の意見が強く言えるようになった」「すぐにフレンドリーに打ち解けられるようになった」ということばかりをアピールすると、企業によっては扱いづらいタイプとしてマイナスに捉えかねられません。
あくまで海外ではそういう文化が主流で、日本とは大きく違うと身をもって学んだという程度に留めておくと無難かもしれませんね。
逆に、社員に外国人を多く登用して多様性を重視している外資系企業などもたくさんあります。応募する企業が求める人物像を見極めてPRしましょう☆
それって日本でできるよね?と思わせない
履歴書を自分で読み返してみて、そのワーホリ経験は日本でも出来ることだと思わせるポイントがないか確認しましょう。
いまどき英語力をアップしたいだけなら国内で十分にできますし、”わざわざ1年ブランクを作って海外に行っていただけ”と受け止められたら悔しいですよね。
実際、海外経験のない人にとって今ある日本の生活をやめて、海外で働きながら暮らすというのは大きな挑戦です。
しかし、ワーホリ留学者が増加し、ワーホリに行っただけでは評価されることは難しいのが現実。私自身、面接でワーホリに対して否定的な質問ばかりされるという経験もあります。
ワーホリ留学中にどんな経験をしておくべき?
ワーホリ留学は1年間が基本。長いようで短いこの期間中、帰国後の就活のことも考えないといけないけど、遊びに観光に思いっきり羽を伸ばしたい!のが本音ですよね。
そんな人のために、私自身が日常でやっておいてよかったことを3つ紹介します☆特別難しい準備は必要ではないので、頭の片隅に置いておいてみてください。
小さなことでも日記を英語でつける
日本では平凡な日常として過ぎることも、海外だと特別になったりします。例えば電車の切符を買うだけでも、日本の券売機とは大きく違っていて、いかに日本の公共交通機関が充実しているかを感じさせられたり。毎日が新しい発見や感動でいっぱいですが、日々忘れていってしまいます。
そういう小さなことからでもいいので、日記として英語で書いて貯めていくのをおススメします。SNSに投稿するという形でもいいでしょう。あとで振り返るとたくさんの“自分だけのワーホリ留学エピソード”でいっぱいになります。
英語で書くことで語学力の維持・アップにつなげつつ、就活の際に役立つエピソードをあとで振り返ることができます。どんな小さな出来事でも、伝え方次第で人を惹きつけることができますよ。
外国人とお互いの国や文化について語り合う
この経験は、外国人の友達ができればすぐにトライできることです。中には日本大好き!な日本マニアから、全然日本のことを知らない人もいます。
日本への外国人観光客は増え、グローバル進出している企業も数多くありますから、なんとなく『日本の認知度は高いし、日本の文化は海外でも愛されている』と感じがち。
ですが、この広い世界においては日本も1つの国にすぎないのです(笑) 中には否定的な意見を持つ人もいますし、日常生活・恋愛観・歴史や宗教について深く聞かれることもしばしば。同様に相手の国のことを聞いてみると驚くこともたくさんあるはずです。
この経験は、日本の文化や自分の日本的な価値観について見直すきっかけになります。
相手の国の価値観に寄ってしまうのではなくて、日本で当たり前とされることが海外では異なることを知って分析することで、グローバルな感覚が身に着きますので、就活の際に活きると思います。
現地に進出している日本企業を見ておく
これもとても簡単にできることです。
例えば家電のお店に行けば、日本のメーカーがずらり。街中を走る車はあちこち日本のブランドです。逆に、アパレル関係で海外で成功を収めている日本ブランド・メーカーはまだまだ少ないはずです。
化粧品はどうでしょう?食料品は?など興味のある分野に注目してみましょう。
日本製品と海外用製品はデザインや広告が大きく違ったり、機能にも違いがあったりします。それを知るだけで、海外で成功するビジネスの感覚に触れることができると思います。
友達で日本製品を使っているひとがいたら、なぜそれを選んだの?なんて聞いてみるのもおススメです。帰国してから応募したい企業や職種がはっきりしているなら必ずやっておきたいことです。
ワーホリ留学の履歴書への書き方まとめ
この記事の内容のポイントを3つまとめました。
就活でワーホリ留学を効果的にアピールする方法は
・英語力アップだけじゃない、プラスアルファの動機やエピソードを盛り込む
・ワーホリでスキルアップした自分がどう企業に貢献できるか書く ・日本ではできない、海外ならではの経験だったことが伝わるように |
せっかくの海外経験を無駄にしないように、まずは書類で落とされない履歴書を用意して次の段階にコマを進めましょう。
英語が話せる人、ワーホリ経験者は珍しくない時代ですから、それだけで目立つのは難しいです。自分だからこそのPRを意識して書くと、きっと魅力的な履歴書に仕上がるはずです♪