映画を使って楽しくビジネス英語を学びたい。
どんな映画がビジネス英語にいいんだろう。
法廷、金融、ITなど分野別に知りたいな。
また映画を使った勉強法も具体的に教えてほしいな。
今回はこのような疑問・ご要望にお答えします。
本記事の内容
・ビジネス英語の初心者にオススメ|とっつきやすい映画8選【分野別】 ・映画を使った勉強法5ステップ【具体的】 |
3分ほどで読めます。ゆるっとどうぞ。
ビジネス英語「初心者」におすすめの映画8選
英語音声で映画を見ることは楽しみながらリアルな英語を学べる人気の勉強法の一つです。ビジネス英語がバンバン出てくる映画がたくさんあるので、仕事で必要になる専門用語や表現を覚えるのにもおすすめの方法といえます。
とはいえ、映画は2時間近くあるものも多いので作品選びが重要です。分野別にビジネス英語学習におすすめできる映画を紹介していきます。
金融関係
ウォール・ストリート:Wall Street (2011年)
金融業界を舞台にした名作。1987年の作品の続編で同じキャストが出ているので時の流れを感じます。
経済用語や株式取引に関する専門用語、素晴らしいスピーチなどが詰まっていて日本語で見てもボリュームのある映画です。緊張感とスピード感のあるビジネスの世界と人のドロドロした陰謀や欲望が描かれています。
大逆転:Trading Places (1983年)
商品先物取引や株式など投資に関する専門用語が多く出てくるコメディー映画です。この映画でエディ・マーフィーを好きになった人はたくさんいるのではないでしょうか。シンプルに面白い場面の数々とスカッとする結末で気軽に楽しく見られます。
摩天楼はバラ色に:The Secret of My Success (1987年)
時は約30年前のバブル期、金融業の会社が舞台となっています。ザ・80年代!な映画で、ベタすぎて逆に新鮮なシーンがたくさんあり出てくるキャストにも勢いがあって見ていて楽しいです。
金融関係の経済用語が多用されていますがストーリーはコメディーなので気軽に見られる作品です
IT関係
ソーシャル・ネットワーク:The Social Network (2010年)
Facebookの創設者として日本での知名度も高いマーク・ザッカ―バーグ氏についてのストーリーです。天才オタク気質の主人公は早口で話すので聞き取りづらいかもしれませんが、逆にいい耳のトレーニングにもなります。
彼の大学時代の姿からITビジネスの世界で成功者になるまでをまとめているので、学生同士のカジュアルな英会話からIT業界用語まで幅広く触れられます。
インターンシップ:The Internship (2015年)
Googleでインターンシップをするおじさん二人が主人公というコメディー映画です。実際にGoogle社も制作に関わっているので身近なITツールの裏側を垣間見ることができます。
何歳になっても夢を持つこと、それに向かって進むことの大切さを思い知らされる作品です。
法律関係
ザ・ファーム 法律事務所:The Firm (1993年)
トムクルーズが演じる新人弁護士の働く法律事務所が舞台となっている映画です。法律や金融に関する専門用語が多用されています。
ミステリー要素も強く2時間半越えの作品なので、しっかり理解するには結構体力が必要かもしれません。
十二人の怒れる男:12 angry men (1957年)
古い映画ですがアメリカで裁判にまつわる作品といえばこれ、というくらい人気のあったTVドラマがベースです。
殺人容疑の少年について12人の陪審員が議論する内容になっていて、法廷で使われる英語が飛び交います。
営業関係
幸せのちから:The Pursuit of Happiness (2006年)
営業マンである主人公の交渉や電話営業のシーンがあり、英語を使ってそういう場面に対処する人におすすめできます。仕事も家庭もうまくいかないどん底生活からのサクセスストーリーです。
鑑賞後に「明日から頑張ろう!」と前向きな気持ちになれる良作です。
映画を使ったビジネス英語のおすすめ勉強法
スクリプトを活用&繰り返し視聴するのが効果的
映画はボリュームがあるので英語音声&英語字幕で見ると疲れますが、最終目標は字幕なしで内容を理解することですよね。とりあえず1本、何度も見ても苦痛にならないものを見つけて字幕なしで全編理解できるように練習しましょう。
作品を決める
→会話部分を10分くらい字幕なしで視聴してみて、半分以上理解出来たら候補に入れましょう。
スクリプトを入手する
→映画のスクリプトはネットで簡単に手に入ります。「作品名 script」で検索するとほとんどの映画の英語スクリプトが見られるので、印刷したものを用意しましょう。
一定時間視聴→スクリプト確認を繰り返す
→5分、10分など時間を決めて視聴→スクリプトを確認→分からなかった単語や言い回しにチェックを入れる、を繰り返します。ここで単語の意味を調べなくて良いですが、何度も出てくる言葉でしたら話の理解に重要なので調べてください。
分からなかった部分を調べて内容理解してからもう一度全編視聴
→スクリプトにチェックを入れた部分を調べて内容を全部理解してから、もう一度全編視聴します。この二度目の視聴で聞き取れなかったところは自分の苦手な音や覚えられていない表現です。再度チェックを入れましょう。実際に使えそうな表現はノートにメモる。
シャドーイングをして記憶に残す
→3度目以降の視聴では二度目にチェックを入れた部分のセリフをシャドーイング(話し手に重ねるようにリピートする)します。話せる言葉は必ず聞き取れます。
また実用性のありそうなセリフもシャドーイングして記憶に残しましょう。
飽きるくらい繰り返すことが上達への道
そんなに何度も同じものを見るのはしんどいよ!と思うかもしれませんが、テレビCMや芸人のネタと同じで何度も見ていると記憶に残り、自然と頭に浮かんでくるようになります。
何度も見ていたら理解できるのは当然ですが、その当然は次に初めて見る作品の理解度にも必ず繋がります。時間がかかったとしても1本2時間の映画を字幕なしで理解出来るってすごいことです。ぜひ諦めないで取り組んでみてください。
覚えたビジネス英語表現を使って身につける
ビジネス英語コースのあるオンライン英会話を活用
覚えた英語は実際に使って会話をすることで使いこなせる英語へと変わっていきます。いきなり仕事でしゃべってみるのも良いですがプロの講師と会話をする中で使うことでより自信がつきますよ。
以下にビジネスコースを用意しているおすすめのオンライン英会話を3つ紹介します。全て無料体験ができるので自分に合うところを探してみてください。
Bizmates(ビズメイツ)
毎日25分 12000円 / 毎日50分 18000円
数少ないビジネス英会話専用のオンライン英会話サービスです。スモールトークから電話対応、プレゼンやミーティングに向けたテーマなどビジネスマンに必須のスキルにフォーカスした授業になっています。
レベル分けが細かくされており英語初心者でも受講できますし、ネイティブに近い上級者も満足できる内容です。
レアジョブ
ビジネス 毎日25分 9800円 (日常英会話は5800円)
授業の前に日本人によるカウンセリングがあり、一人ひとりの目的やレベルに合わせた学習プラン作成やアドバイスをしてくれます。きめ細やかなサービスが支持を得て業界ではトップクラスの会員数を誇っているグループです。
ビジネスコースではレベルに合わせた専用教材があり、Webサイトでサンプルのチェックもできますよ。
EFイングリッシュライブ
マンツーマン授業20分×8回 + グループ授業45分×30回 7900円
フィリピン人講師を起用するところがほとんどのオンライン英会話業界では異色の存在です。こちらではアメリカ、イギリス、オーストラリアなど様々なバックグラウンドの英語ネイティブ講師が揃っています。グループ授業では他国の生徒と一緒に授業が受けられるので、色んな人たちの発音のクセに慣れることもできます。
ビジネスコースを取っても料金は同じで、大変クオリティの高い教材が揃っているので授業時間外でも学習意欲を保ちやすいです。
まとめ|映画を使って楽しめるビジネス英語学習
映画でビジネス英語はいいことしかありません。
大きなメリットが2つ。
メリット①: 楽しみながらできる【だから継続カンタン】 メリット②: リアル英語をマスターする最高ツール【脱・日本人英語】 |
学習法でも触れましたがただ楽しく見ていてもなかなか英語力は伸びないもので、ある程度の努力が必要です。でもこの学習を繰り返して慣れていくうちに、辛い要素は減っていき確実に楽しい学習法へと変わっていきます。
映画を使った勉強法
- 学びたい分野(金融・法律・ITなど)を絞る|1本を区切って徹底的に繰り返す。
- 自分が使いたい表現はノートにメモる。
- 見た後は、お気に入り表現を使う機会を持つ|オンライン英会話
映画は全世界の人が見ていますし自分のビジネスにかかわる内容なら外国人との世間話にも引き出しやすいです。ぜひ上手く映画を活用して楽しみながらビジネスチャンスを広げてください。