「英語力を高めるために英字新聞をとったものの、いまいちうまく活用できていない…」
そんな壁にぶつかっていませんか。
確かに、英字新聞を毎日読むだけだと英語力の成長が感じられないかもしれません。
でも実は、英字新聞は英単語の強化にうってつけの教材です。
今回は、今も英字新聞を2つ購読している著者流の「英字新聞を使った単語の覚え方・増やし方」について解説します。
「TOEIC受験に向けてボキャブラリーを増やしたい」「英字新聞を購読しているものの、いまいち活用しきれていない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
英字新聞を活用!英単語の効率的な覚え方
さっそく、英字新聞を使って単語を覚える・増やす方法について紹介します。
あくまで著者のやり方なので、自分の好みにあわせて適宜工夫してみてください。
手を動かし、口に出し、反復することが語彙力アップのコツです。
手順1:英字新聞を読む
まずは、英字新聞を読みましょう。
1記事でも2記事でも、自分の決めた数を読み進めてください。
最初は辞書を使わず、わからない単語も調べずに読みましょう。
ポイントは、無理して読みすぎないことです。
一度に量をこなすよりも、自分のペースで継続する方が英語力アップに繋がります。
途中で挫折しないためにも、週刊の英字新聞を選びましょう。
手順2:わからない単語をマーク
1度記事を読み終えたら、2度目に入ります。
紙の英字新聞を購読している場合は、覚えていない・わからない単語を色のついたペンでマークしましょう。
まだ覚えていない単語をはっきりさせることが大切です。
この時、固有名詞は後回しにしても大丈夫です。
ただし、わからない動詞が出てきた時には必ず覚えるようにしてください。
意味がわからない場合、文脈から最も推測しづらいのが動詞なので、確実に覚えていくと後が楽になります。
手順3:ノートに書き出すor単語帳アプリを活用
マークした単語のスペルと意味をノートに書き出しましょう。
英字新聞の中には欄外に単語の意味を書いてくれているものがあるので、意味を拾うのが楽になります。
1記事10語を目安に覚えていきましょう。
「知らない単語があまり出てこなかった」という場合には、辞書を引きつつ品詞にも注目してみましょう。
例えば、「significant」が英字新聞の記事の中に出てきて、意味がわからなかったとします。
この場合「significant」の意味を調べた後に、動詞である「signify」や副詞の「significantly」も一緒にノートに書き留めておきましょう。
「significant」は形容詞で「重要な」、「signify」は「意味する」「表す」、「significantly」は「かなり」「はっきり」などの意味があり、形が似ていても訳が微妙に違ってきます。
1つの単語に出会った時に別の品詞も網羅するようにすれば、効率的に語彙を増やしていくことができます。
著者は手を動かしてノートを作ることが好きなのですが、
「デジタル上で完結させたい」という人は単語帳アプリを使ってみてください。
「単語帳メーカー」という無料アプリでは、自分のための単語帳をスマートフォン・パソコン上で編集することができます。
コメントを追加したり、画像を取り込むこともできます。
とても使いやすいので、デジタル派ならぜひ一度試してみてください。
手順4:記事を音読する
単語の意味を調べたら、元の記事に戻ります。
そして、今度は記事を音読しましょう。
新しく覚えた単語が、ちゃんと読めるようになっているか確認するためです。
ここできちんと単語の音も身につけておくことで、リスニング対策にもなります。
文章中で単語がどのように使われているのかを再確認することで、単語の意味も定着しやすくなります。
手順5:スキマ時間でノートor単語帳アプリで復習
単語力アップのためには反復が必要不可欠です。
通学・通勤の時間などスキマ時間で、自作した単語ノートや単語帳アプリを開きましょう。
復習することが最も大切です。
声を出せる環境があるなら、英字新聞をさらにもう一度音読してみてもよいでしょう。
単語に触れれば触れるほど定着していきます。
英字新聞を単語暗記に活用するなら「Japan Times Alpha」
上記で英字新聞を使った単語の覚え方を紹介しましたが、教材としておすすめしたい英字新聞が
「Japan Times」です。
この英字新聞は日本語を母国語とする人たちのために、英語を学習するツールとして発刊されているため、とても勉強しやすい仕様になっています。
特徴は以下の3つです。
- 週刊なので、ほどよく続けられる
- 日本のニュースなので親しみやすく、生きた英語表現を身につけられる
- 学習者向けの仕様なので、欄外に単語の意味を書いてくれている
英字新聞の購読は継続しなければ意味がありません。
Japan Timesは週刊です。
1日読めなくてもプレッシャーにならないため、自分のペースで続けることができます。
また、日本のニュースを扱っているので、ニュース内容をイメージしやすいこともポイントです。
例えば、過去のヘッドラインに
Japanese hospitals faced financial difficulties
とあります。
『日本語でよく言う「財政危機」は英語では「financial difficulties」と表するのか』というように、実用性の高い生きた表現を身に付けることができます。
そして、英語学習者向けに作られているため、難しい単語は欄外に意味を載せてくれています。
そのおかげで単語の暗記も効率的に進めることができるでしょう。
TOEIC対策や英語コラムなど、英語への学習欲を刺激するコンテンツも豊富なので、
モチベーション維持にも最適です。
気になる方は、ぜひ7日間の無料トライアルに申し込んでみてください。
英字新聞を使った英単語の覚え方 反復練習が重要
英字新聞は、単語暗記にも役立ちます。
著者の、英字新聞を使った単語暗記の方法は以下の手順です。
- 手順1:英字新聞を読む
- 手順2:覚えていない単語をマーク
- 手順3:ノートに書き出すor単語帳アプリを活用
- 手順4:記事を音読する
- 手順5:スキマ時間でノートor単語帳アプリで復習
反復の機会を意図的に作り出し、手を動かしたり声に出したりと
異なるアプローチをとることで単語の定着率を高めていきます。
また、単語力も強化したい場合のおすすめ英字新聞は「Japan Times」です。
- 週刊
- 日本のニュースの取り扱いがメイン
- 学習者向けに単語の意味の記載あり
上記3つの特徴があり、継続的に学習しやすく工夫されています。
英字新聞を使って語彙力をアップさせたい!と考えているものの、まだ英字新聞を購読していない場合にはぜひ、「Japan Times」の無料トライアルを試してみてください。